そもそも法人とは?

 法人とは、難しく言えば、自然人と同様に、権利義務の主体になる人格だということです。

 簡単に言えば、普通の人間同様に、その会社の名義で不動産を所有できるとか(会社名義の不動産登記が可能)、また銀行で会社名義の口座を持てるのです。また、会社の経営者と、また別に、会社名義の借金が可能になるのです。

 原則的に言えば、会社の経営者(社長)は、銀行の会社に対する融資に対して責任は負いません。なぜなら会社と経営者は別人格だからです。しかしながら、実務においては、特に小規模な事業者において銀行が会社に融資するときに経営者に連帯保証人になることを銀行から求められます。(経営者保証)